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とびきり良い会社を程よい価格で買う方法 当たり前で困難な王道

投資

株式投資には様々な手法があるが、この本はタイトル通りの手法を説明してくれる初心者向けの良書である。いわゆるバフェット的な王道の投資方法だ。投資手法には企業価値を見る手法(いわゆるバリュー)と、株価のモメンタムを見る手法があるが、これはバリュー的な投資方法に当たる。正し、タイトル通り「程よい価格」で買う必要あるという意味で、株価も意識する必要がある。

とびきり良い会社」とは、以下の条件を備える。

  • 好景気のときも不景気のときも、高い利益率を安定して維持しているか?(永続的に稼げるか?)
  • ROIC(投下資本利益率)が高く、固定資産が少なくて済む事業か?
  • 売上高と利益を常に伸ばしているか?
  • その事業は今後もこれまで同様の業績を上げ続けるか?(株価は未来の業績に左右される)

程よい価格」とは何か?それはDCF法やPERで計られる。程よいタイミングとはなにか?そのひとつとして市場全体の株価が下がるタイミングだ。直近ではコロナショックが記憶に新しい。とびきり良い会社のリストを作って起き、暴落用の資金をプールしておくことで、未来にある〇×ショックに備えることも良い戦略だとおもう。(正し、落ちるナイフを掴むことは大きなリスクが伴うので注意。そういった意味でテクニカル的な(モメンタム的な)手法も必要となると個人的には思う。)

我々のやれることは何か?まずはとびきり良い会社のリストを作ることだ。これはいつでも何時からでも取り組むことが可能だ。あとは、程よい価格で買えるタイミングを待つことだ。そういった意味で投資は釣りと似ている。釣れやすい場所を確保したら、糸を垂らし、タイミングを待つのだ。

詳細はこの本を買って確認してみて欲しい。あなたが投資の指針を定めるうえでのこの上ない参考になるはずだ。

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