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機関投資家だけが知っている「予想」のいらない株式投資方法が面白かった

投資

タイトルがキャッチーなので読んで見、分かり易く初心者のためになると思ったのでお勧めします。

予想がいらないとはどういうことでしょうか?それは企業の歴史(過去の業績の積み重ね)を分析することが重要であるといういわゆるファンダメンタル分析に着目した長期的投資方法です。著者自身はアナリスト出身で小型株をメインに分析してきたとのことで、その分析経験や手法を初心者にもわかるようにわかりやすく説明してくれます。

その中でキーワードになるのが、「株式投資の複利」に注目するとの考え方です。毎期の当期純利益が株主資本に積み上がっていくことを複利と捉え、ROEが継続的に高い企業に投資すれば、いずれ報われるという考え方です。(ROEとは自己資本利益率のことで、この値が高い企業ほど効率的に利益を積み上げていくことができるという指標です。)

作者はテンバガー(株価が10倍になるような株)の特徴として以下を挙げています。

  • 売上高(ニーズがある)
  • ビジネスモデル(稼げる)
  • スケーラビリティ(拡張性がある)

そのための条件として、先ほど挙げたROEを使い、以下をようにまとめています。

  • ROEが12%以上の実績がある
  • 上記のROEの水準以上を今後も長期にわたり実現できそう
  • 利益成長を継続することが出来そう

ある意味当たり前といえば、当たり前なのですが、2番目と3番目の条件を予測することが株式投資の醍醐味であり、王道の投資だと思います。(結局予測は必要じゃん。。。)

興味を持った方は是非読んで見てください。

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